会社が継続的に成長していくために、必要不可欠でありながら、
            中小企業に徹底的に欠落しているもの。
	        それは、ずばり「組織力」です。
	        多くの人が集まれば、人は集団となり、集団を一つの方向に向かわせるため組織を作らなくてはならないのは、みなさん承知の事実だと思います。しかし、この事実を知っていながら組織を作らず、社長一人でがんばっている。それが、中小企業の実態です。
			
さて、社長が現場を離れるためには、以下の仕組みを整えることが必要です。
①社長が現場を離れる手順を整える
- 自分は「現場を離れる!」と決意する
 - 「いつまでに離れるか」を明確化する
 - お客様が買う理由を「社長から、商品へ」
 - 競合優位性、自社の優位性を構築する
 - 業務のマニュアル化をすすめる
 
②会社をつぶさない「仕組み」を構築する
- 理念、ビジョンを明確にする
 - 価値観と場のルールを明確にすることにより、同じ価値観をもった人材が集う
 - ビジョンを明確にし、全社員のベクトルを同方向にむける
 - ベクトルが揃うことにより、社長と社員の一体感を作り出す
 - 目的を達成するためのアイディアをボトムアップで湧き出る
 
③戦略を明確にして、組織を構築する
- 中小企業は戦略が経営者の頭の中にあり、それを明文化することにより目指す方向性を共有する
 - 目指すべき方向性を達成するために、組織の中に役割ができる
 - 役割を全うするために、組織階層とそれに見合う責任・権限が付与されることにより、社員のモチベーションを高める
 - 戦略を実行するための、具体的意見がボトムアップで湧き出てくる
 
④人材を採用、育成、評価する体制をつくる
- 経営者の価値観に合致した人材を採用し、会社の新陳代謝をアップさせる
 - 社員を育成する仕組みをもち、常にスキルの高い社員が生まれる環境を整備する
 - 自社内でのキャリアパスが明確になることにより、社員は自社で成長することへの展望がひらける、結果離職率も大幅に改善される
 
	        もちろん、組織はあくまでも形であり、実際に動かしていくのはやはり「人」です。
			組織と人の歯車がしっかり噛み合った「仕組みづくり」に取り組むことで、初めて永続的に成長していく会社への展望が開けます。
	        
	        
	





